栄養学専攻編
Dialogue 在学生×教授
研究に向かう真摯な姿勢と研究者としての視点を
先生から学ばせていただきました
先生から学ばせていただきました
栄養学研究科
栄養学専攻 博士後期課程2年
栄養生理学研究室
栄養生理学研究室
渡辺 優奈
研究の面白さに目覚めれば、成長していける。
その経験を積むのが大学院です
その経験を積むのが大学院です
研究指導分野/栄養生理学
上西 一弘 教授
上西 渡辺さんは女子栄養大学で学ばれ、管理栄養士の資格も取られていますが、大学院へ進学したきっかけはなんだったのですか。
渡辺 はい、大学時代はミネラルのひとつ、セレンについて研究しました。そこで食品が果たす栄養の役割や人の体に及ぼす影響について学ぶ中で興味が深まり、もっと研究したいという思いから、大学院に進みました。
上西 私の研究室では各種のミネラルがヒトの体にどう作用するかを広く検討しています。学内での実験研究はもとより、現場での調査、介入研究も大きなテーマです。昨年から始まった、鉄とカルシウムの妊娠、出産、授乳期における変動についての調査研究に、渡辺さんも参加してもらっていますが、いかがですか。
渡辺 現場に出て調査を行うフィールドワークは初めての経験でした。特にこの研究チームには他大学の先生方や産婦人科の医師や看護師の方たちなど、異なる専門分野を持つ方々との出会いがあり、とても刺激を受けています。また実際に妊婦の方にお話をうかがったり、健康調査をするなど、スタッフの一員としての責務を担っているので、とてもやりがいのある研究だと感じています。
上西 この研究データは、2015年度の厚生労働省の食事摂取基準にも反映される予定になっています。そういう研究に携われるのはとてもいい経験になりますよ。
渡辺 はい、ありがとうございます。
上西 これからは学会などにも積極的に参加して、自身の研究分野を深め、この研究に関しては女子栄養の渡辺さん、と言われるくらいの実績を積み上げてほしいと考えています。
渡辺 先生のお言葉で、論文をしっかりと読んでまとめて行く過程で、自分の知識としていくことが大切、とおっしゃられたのが印象に残っています。もちろん現場での体験も大切ですが、そのベースとなる知識も自分の中でしっかりと育んでいき、成長していければと思っています。
上西 将来の目標は。
渡辺 研究職を含め、教育者としての立場から、さらに栄養学の発展に寄与していくことができればと考えています。そのためにはまだまだ勉強ですね。
上西 研究が面白いと思うことがいちばん。そうすれば自ずといろいろなことに挑戦する姿勢となり、それが研究者としての成長につながっていきますよ。



