女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部
学校法人香川栄養学園
女子栄養大学大学院
香川調理製菓専門学校

栄養学部  保健栄養学科  栄養科学専攻

■研究室・卒業研究

技術や分析・考察力を磨き最新の知識を学びます。

調理学研究室

卒業研究

研究テーマ
食物アレルギーを持つ子どもを対象とした料理作り
食物アレルギーを持つ子どもにも、しっかり栄養価があり、おいしくて見た目にも食欲をそそる食事を食べてほしいから。

授業で食物アレルギー食を作って食べたときに、私たちが普段食べているものと大きく違うことに驚きました。そこで、一般食と味も見た目もそっくりなアレルギー食を作りたいと思ったのです。また、お母さんが作りやすいレシピの作成にも取り組みました。研究を進めてみると、求めている味や見た目に近づけるのは大変。季節によって芋などの水分量が異なる上に、作業工程も順番や混ぜる回数が異なるだけで全然違うものになってしまいます。1g単位で加える量を変えたり、いろいろな人に試食してもらい、さまざまなアドバイスをもらいました。失敗を失敗とは思わず、何度も試す粘り強さが身に付いたと思います。試食してもらった人から「よくここまでできたね」と褒められても、自分たちが目指すものと違っていたら妥協せずに意見を言い合いました。また、協調性を持ち、自分の考えだけにとらわれず、いろいろな人の考えを大切にするように心がけていました。今後、仕事をする上でも多くの壁にぶち当たると思います。しかし、そこで「無理だ」と諦めず、何度も挑戦して妥協せずに成し遂げていきたいと思います。

指導教員

教授 松田 康子
教授 松田 康子

日本の家庭における食べられ方の変遷を調査しているほか、食物アレルギーを持つ子の親御さんの会と共同で料理交流会をしており、食物アレルギー対応のレシピ開発に卒研生と取り組んでいます。学生たちは栄養士・管理栄養士として食物アレルギーを持つ人たちと向き合う力や考えるきっかけにもなっているようです。

実践運動方法学研究室

卒業研究

研究テーマ
他大学男子野球部・柔道部に所属する選手への食に関する意識調査
〜寮食の実態把握を捉えたアプローチ方法の検討〜
選手に食への興味を持ってもらうため栄養通信の発行や補食のセミナーを開催。

先輩が取り組んでいた研究を引き継ぎ、運動選手の実態を把握して的確なアプローチを行うことを卒業研究のテーマとしました。選手への聞き取り調査を進めていくうちに、選手はトレーニングの知識はあるものの、食生活に関する知識や意識が低く体づくりがうまくいっていないことに気付きました。そのため、疲労が溜まりやすく体調に波があるのです。また、寮の食事では一人ひとりに合わせた食事を出すことができません。そこで選手自身に必要な栄養を自分で補ってもらうため、食に関する具体的な知識を提供していくことを課題としました。補食や水分補給のセミナーを行い、栄養通信を発行するなどして、選手に少しでも食べることへの興味を持ってもらうよう工夫をしました。分かりやすく説明するために食の専門用語をうまく言い換える必要があり、苦労しましたが、そのおかげでコミュニケーション能力がだいぶ向上したと思います。卒業後、栄養士として勤務するときは相手の声に耳を傾け、ニーズに合う食事を提供できるようになりたいと思っています。そして管理栄養士の国家試験を目標に勉強と仕事を両立できるよう頑張りたいです。

指導教員

教授 金子 嘉徳
教授 金子 嘉徳

本学創設者の「実践なき理論は空しい、理論なき実践は発展しない」の姿勢で教育と研究に取り組んでおり、具体的には「高齢化が進む団地における健康づくり並びに地域コミュニティ活性化を目的とした運動教室の効果」や「街区公園における健康づくり」など、運動と栄養、健康に関する研究をしています。