女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部
学校法人香川栄養学園
女子栄養大学大学院
香川調理製菓専門学校

女子栄養大学短期大学部  食物栄養学科

■カリキュラム

この学科の特色

卒業後の進路も見据え、科目の構成にも万全の配慮。

本短期大学部は、栄養士資格取得に必要な科目に加え、将来の目的にあわせ勉学ができる選択科目が充実しています。これは、卒業後、社会の多岐にわたる分野で活躍し、様々な事例に対応していくことができるよう、そして生涯にわたり、更なる成長をし続けることができるよう、本学の長い歴史と伝統によって組み立てられ進化してきたカリキュラムです。さらに、本学創立以来の「食による健康」という理念のもと、調理のできる栄養士の養成を目指し、他にはない豊富な調理実習も選択科目として開講しています。

1 栄養士としての実践力を身に付けるベーシックフィールド

少人数指導による豊富な実験・実習を通して、栄養士としての確かな技術を身に付けます。

  卒業後の活躍の場を見つけるために5つの専門フィールドをすべて学ぶ

それぞれに卒業後を想定した学びの重点科目を設定。
(各フィールドの重点科目はこちらを参照してください)

5つの専門フィールド
2 2年間で全員が栄養士を目指すためのきめ細やかなサポート

「苦手克服タイム」や「サポートコーナー」を設け、学生の相談にしっかり応えます。

3 大学編入(3年次)希望者のための学園内推薦編入学制度も用意

女子栄養大学への編入学を目指す学生に学園内推薦枠を設ける優先的な編入制度があります。

学園内推薦編入学制度
4 高卒者と社会人が肩を並べて学びます。
カリキュラムの構成

※単位認定科目とは、入学前に大学等で履修した科目を単位認定するための科目です。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)

栄養学の知識・理論の学習を通して自ら正しい食生活を実践すると共に、社会において食を介して人の健康を守ることができる優れた栄養士の養成を図り、食事・栄養改善を通じて健康増進をなすための技術、食事・料理の調製・提供に必要な実際的な技術を身につけることを目的としてカリキュラムを編成する。
  1. 広範で多様な基礎的知識の獲得のため基礎・教養科目、自由選択科目を設置する。
  2. 専門的な方法論と知識を体系的に学ぶため、栄養士必修科目、専門科目及び教職必修科目を設置する。
  3. 学生が幅広く関心のある科目を履修できることを目的として、専門科目、基礎・教養科目に加え、キャリアアップ科目を設置する。
  4. 栄養学を社会に還元し、健康を維持するための基礎技術・能力を育成するため多様な実験・実習科目を設置する。

カリキュラム(2019年度入学生用(予定)PDF形式)
カリキュラムナンバリング・カリキュラムチャート(2019年度 PDF形式)

実習

 給食管理実習と教育実習を通して、将来の自分の在り方をイメージする

給食管理実習(校外)

 給食現場を体験して栄養士の役割を学ぶ

特定給食施設での栄養士業務の体験を通して、栄養士の役割や専門性について理解を深めることを目的に、2 年次に給食管理実習を実施しています。病院や学校、事業所、老人ホームや保育所などから1 施設を選び、1 週間または2 週間の実習を経験します。施設の利用者に適した献立の作成に関わったり、大量調理の現場を体験することで実践力も身に付きます。

給食管理実習先(2017年度抜粋)

【病院】(独立)国立がん研究センター中央病院/(医)菊一会鶴ヶ島池ノ台病院/(社福)賛育会 賛育会病院/順天堂大学医学部附属 順天堂医院/全国土木建築国民健康保険組合総合病院 厚生中央病院/(医)啓仁会所沢ロイヤル病院/(公)東京都保健医療公社荏原病院/(株)給食共同サーヒスリッフル/(医)健和会みさと健和病院/(医)全仁会東都春日部病院 など11施設
【学校】文京区立小学校/足立区立梅島小学校/さいたま市立美園中学校/さいたま市立尾間木中学校/柏市立小学校/千葉市新港学校給食センター/狭山市入間川学校給食センター など8校
【保育園】文京区立保育園/(社福)ユーカリ福祉会 八国山保育園/(社福)カタバミ会 ふきのとう保育園/(社福)あかね福祉会 ふたば保育園/(社福)松葉の園志村さかした保育園 など15施設
【老人ホーム】(社福)至誠学舎東京 サンメール尚和/緑寿園/(社福)三徳会 品川区立荏原特別養護老人ホーム/(社福)東京老人ホーム めぐみ園/トラストガーデン本郷 など6施設
【事業所】エームサービス(株)/(株)グリーンハウス/(株)ニッコクトラスト/シダックス(株)/ジャパンウェルネス(株)/西洋フード・コンパスグルーフ(株)/(株)日京クリエイト 7施設

給食実務演習

「給食管理実習(校外)」に前後して「給食実務演習」を行い、実習効果をより高めるよう丁寧に指導しています。オリエンテーションに始まり、実習施設から指導者をお招きした特別講義、実習施設の法的根拠や特徴についての事前学習、栄養計画や献立作成など実習に向けた準備を念入りに行います。またテーマごとに討論を重ねるなど、実習後の指導も万全です。これらの演習は実習を挟んで1年間に及び、その成果を最終回に実施される「校外実習報告会」で発表します。この報告会には1年生も全員参加し、次年度に向けて意識を高めます。

教育実習[栄養教諭]

 小学校・中学校で栄養教諭として食に関する指導を実習

子供たちが生涯にわたって健康な生活を営めるように、学校における食育の中心となるのが「栄養教諭」です。この資格を持つ人材が全国の小中学校に約5,000名配置されています。本学が創立以来、教育の目標としてきた「食を通して健康に」というテーマが子供たちのいる学校教育の中に取り入れられています。栄養教諭免許状取得には1 週間の教育実習が必須です。実習の中で多くのことを学び、成長した学生たちは報告会を通して後輩たちにその思いを伝えています。

教育実習先(2017年度抜粋)

【学校】東京都/埼玉県/群馬県/千葉県/山梨県/長野県/新潟県/神奈川県 計17校

■食物栄養学演習(ゼミ)(2018年度開講)

2年次に研究室ごとのテーマを選び、幅広い学びを

[臨床栄養学研究室]佐藤 智英 准教授

 食事療法が必要な方へのメニューの提案、料理レシピの考案

四群点数法、糖尿病食品交換表、腎臓病食品交換表を使用して食事記録をつけ、エネルギーやたんぱく質の概算ができることを目標にしています。また、文献を読み先天性代謝異常症、生活習慣病についての理解を深めます。夏休みには「フェニルケトン尿症※ 親の会関東」の総会に参加し、後期には栄養クリニックの見学と治療食のレシピを考案し、試作します。

[給食管理研究室①]長田 早苗 准教授

 給食利用者に合わせたヘルシー献立を作成し、給食提供の方法をマスターする

栄養士にとって必要な「給食利用者に合わせた栄養計画、献立作成、給食提供」を行うための知識や技術を身に付けることが目標です。保育園児や男性サラリーマンなど、各自栄養・食事管理したい集団を決め、その性・年齢・身体活動レベルや身体特性から、その集団に合わせたエネルギーおよび栄養素量を決め、嗜好の傾向・給食の目的・旬の食材や価格などを考慮して献立を作成します。献立が決まったら、それを美味しく、衛生的に作るための調理作業計画を立て、何度か試作し、給食として実際に提供します。ここ数年は、女子高校生に合わせた栄養管理・献立作成を行い、駒込祭で給食を提供しています。

[その他の2018年度開講ゼミテーマ内容]

食品学研究室

機器分析(HPLC)ができる能力を身に付けます。

栄養指導研究室

地域飲食店の健康メニュー開発のための実態調査、内容分析(栄養価計算)、メニュー提案などに取り組みます。

こども食育研究室

学童期(こども)を対象に展開する食育活動について、実践を目指して教材開発に取り組みます。

食品化学研究室

高速液体クロマトグラフィー、マイクロプレートリーダー、分光光度計などの機器を使い、生姜の機能性成分を分析します。

生理学研究室

イラスト作成、アニメ作成、執筆などを通して情報発信力を高めつつ、自分自身の理解も深めていきます。

食品衛生学研究室

日常生活で感じる、食品衛生に関わる疑問点を明らかにしていきます。実験が中心です。

栄養学研究室

ライフステージ、疾患などに関する栄養アセスメントを学び、自分を対象に栄養ケアプランの立案、実施、評価を行います。

保健体育研究室

運動習慣をつけるためにどうすれば良いか、実施・記録・報告を繰り返します。

給食管理研究室②

給食運営業務の一連の業務を、PDCA(Plan・Do・Check・Action)サイクルに基づき、体験します。

調理学研究室①

かつらむき、細いせん切り、魚の三枚おろし、飾り切りなどの技術を磨きます。企業へのレシピ提案も行います。

調理学研究室②

旬の食材を使った和え物を調理し、レポートにまとめます。また行事食に関連した和菓子の実習も行います。

公衆衛生学研究室

「平常時の備蓄・防災」と「発災時の支援」の両面から、災害時の食の確保に関する情報収集、文献検索、調査を行います。