令和2年度 食文化栄養学実習

平口嘉典ゼミ■食料・地域経済学研究室

地域の食と観光の関係について
─地元小美玉市を例に─

 私の地元は茨城県小美玉市である。茨城県といえば、魅力度最下位の県であり、地元にも特に魅力はないと感じていた。しかし、地元を離れてみると、野菜や果物がより新鮮で美味しいことが分かった。また、インターンシップで観光について教えていただいた際、まだまだ知らない魅力があることに気付いた。食は観光の目玉となりうるため、それらの間にどのような関係性があるのか研究したいと考え、テーマにした。
 本研究の目的は、食と観光の関係性を調査し、地元の地域振興に繋がる手掛かりを得ることである。そのために、第1に地元の食と観光の現状についてヒアリング、第2に食と観光が関連しているPRについての調査、第3に小美玉市の食の魅力の再考を行う。また、ターゲットとなる食品を決め、他の商品との比較を行い、特徴などを調査しPRに繋げたいと考えている。
 これまでに、小美玉市役所商工観光課・農政課担当者へのヒアリングを行い、特産品や観光について詳しい話を聞くことが出来た。今後は、小美玉市観光協会にヒアリングを行い、観光について調査する。また、地元の飲食店や生産者を対象に、食に関しても調査を進める予定である。

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