ゼミ別 発表要旨



秋野 晃司ゼミ

イスラム教と食文化 / 日本におけるハラルフードの展開
イスラム教徒は、世界に約16億人いると言われています。中東のイメージがつよい宗教ですが、東南アジ明ア、アフリカ、ヨーロッパなど世界中で信仰されています。日本ではあまりなじみのない宗教で、関心のない人も多いかもしれません。イスラム教と日本とはどのように関係しているのでしょうか。

群馬の郷土料理
■動機と目的■
千葉県民の私が群馬県の郷土料理について興味を持ったのは、群馬県へ旅行に行き美味しい食べ物、自然の豊かさ、人の温かみに魅了されたのがきっかけでした。もっと群馬県について知りたいと思い、郷土料理について調べることにしました。郷土料理について調べることで、群馬県の食生活や歴史文化等を理解し群馬県についてより深く知り、郷土料理にはどんな料理があるのか、郷土料理というものが存在することにどんな意味を持つのか、また現代の郷土料理の変容に重点を置いて調べました。

浅草の観光と食文化
日毎夜毎、多くの観光客で溢れる浅草の詳細を探り、その魅力に迫ります。浅草独自の下町文化に触れ、食の視点から浅草に渦巻く食文化や食と人との関係性を捉えました。



磯田 厚子ゼミ

日本のクラフトビールの魅力 / ~楽しみ方提案~
現在ブームが到来している日本のクラフトビール。このビールはどのようにしてうまれ、どうして「地ビール」から「クラフトビール」と呼ばれるまでに至ったのか。大手のビールとの違い、地域での活躍、生産者の想い、スタイルに合わせた楽しみ方など、魅力的なクラフトビールの世界を紹介したい。

日々のくらしにタイ料理 / タイ料理を身近においしく!
【目的】
私はタイ料理の惣菜販売のアルバイト経験を通じて、タイ料理が持つ不思議なおいしさの魅力に、どんどん惹かれていった。しかし、まだまだ知られていない魅力も多いタイ料理を、より多くの人に知ってほしいという思いから、女子大生をターゲットに、タイ料理をもっと身近なものにしていくことを目的する。

ベトナムを食べる / ~新宿・池袋マップ~
<目的>
ベトナム料理とは、甘味や酸味、塩味を上手く生かし、香草なども多用することが特徴であり、日本人にも馴染みやすい味付けの料理である。しかし現在、日本でベトナム料理とは、東南アジア料理の一つと捉えられており、明確には認識されていないのではないだろうか。そこで、ベトナム料理を味わってもらうために、新宿・池袋を中心としたベトナム料理屋をガイドブックにまとめた。

見ても食べても古代米 / ~古代米の可能性~
【目的】
お米の中でも古代米について食味、景観物、地域活性という点から注目した。古代米にはどのような可能性を秘めているのか調査し伝えることで、白米だけでないお米の面白さを知ってもらうことを目的とした。



磯田 厚子・浅尾 貴子ゼミ

プレッツェルの新しい世界 / ─新商品ができるまでのプロセス─
 アンティ・アンズプレッツェルとして知られる「プレッツェルジャパン株式会社」で新しいメニューの開発を行いました。
■目的■ 商品開発のプロセスを学ぶこと、現在のパン・スイーツのニーズを探ること

ヒット商品の開発方法─カフェVSステーキ店─ / ~外食企業における商品導入作業の実際~
■目的
外食企業のメニュー開発・商品の導入作業について知ること、顧客が求める提供価値を探り商品に生かすことを目的としました。

スーパー商品に彩りを。12色の麺メニュー開発 / ─惣菜工場のできる・できないのまとめ─
調理麺を主力とし、スーパーマーケットやコンビニエンスストア向けの惣菜類を製造している「株式会社クリタエイムデリカ」で、スーパーマーケット向け月替わり調理麺の開発を行った。

地域密着!川越カフェの限定メニュー開発 / ─食材の可能性と外食企業業務一連─
CAFE COMPANY株式会社が展開する「WIRED KITCHEN川越アトレマルヒロ店」で限定カフェメニューの開発を行っています。

元気の味方!彩り和食御膳のメニュー開発 / ─色彩効果の重要性とお年寄りの嗜好について─
坂戸市にある和食店「あおき」に向けて、四季の葉酸七味御膳の提案を行ってきました。

松花堂弁当で旅気分!─元気なお年寄りたちへ─ / 施設向け郷土料理メニュー開発と高齢者の嗜好性
狭山市にある高齢者住宅施設「ファインケアあおぞら」で月一回提供する特別メニューの開発を担当しました。施設には常食を食べることができる元気な方が多いので、松花堂弁当スタイルでハレの食事としての内容を考えました。

肉より魚!?カフェメニュー開発の実際! / ~女性向け魚料理の商品化プロセスと販売評価~
▼概要
CAFE COMPANY株式会社が経営する新宿ルミネ1にある「CAFE By the Sea」で商品開発に取り組みました。店舗のコンセプトは南カリフォルニアにたたずむ1軒のカフェ。しかし、メニューを見ると魚料理よりも肉料理が多いといった課題をみつけました。カフェでは青魚を使った料理をあまり目にすることがないので、来店した女性が食べたくなるような青魚料理を提案しました。その中でも人気商品となったもの、そうでなかったもの様々な結果となりました。



磯田 厚子・駒場 千佳子ゼミ

料理のリメイク術 / 豊かな食を
★きっかけと目的★
1つ目は、これまでに作り過ぎたり、食べきれなかった料理を捨てている光景を多く目にしていて、もったいないと感じたことです。2つ目は授業で年間の食糧廃棄量の半分以上は家庭から出ているということを学んだことです。そしてこれらを改善するにはどうすればいいか模索した結果、余った料理を違った料理に作りかえる“料理のリメイク術”を考案することを考えました。

美味しさのひみつ / ~食材も喜ぶ調理科学~
★きっかけと目的★
調理科学って堅苦しくて難しそう…。そんなイメージを持った方はいませんか?調理科学とは、食品の形状を変化させ、おいしい「食べ物」につくりかえるためのちょっとしたコツであり、その操作を行う理由です。私は昨年調理師科に通い、その理由がすべての調理操作にあるということを改めて学びました。仕上がりの見た目や味に違いが出て、食材が喜んでいるように見え、調理の面白さや奥深さを感じました。調理操作の理由を知ることによって調理がよりわかりやすく、楽しくなるということをより多くの人に知ってもらいたいと思い、テーマを決めました。

小豆あんの魅力 / ~あんこでHappy Life!!!~
★きっかけ・目的★
私は、あんこ単体で食べてしまうくらいあんこが好きです。しかし、周りは苦手とする人が多く、魅力を伝えたいと思ったことがきっかけでした。あんこを食べられるようになれば、和菓子を食べられる幅も広がります。好きな人にはより好きに、苦手な人には少しでも興味を持ってもらえるように伝えたいです。あんこと聞くと、和菓子というイメージがあり身近に感じられないのではないか、と思いました。そこで、身近に感じる洋菓子とコラボレーションさせ食べやすく、受け入れやすい形にしようと考えました。

季節を飾る / ─行事食×飾り切り─
★きっかけ、目的★
いつもの食事を、いつもの食材の切り方にひと手間加える。たったそれだけで、同じ料理であっても特別感が生まれたり、よりおいしそうにみえたりします。飾り切りを加えることで料理の見え方に変化が生まれます。ですが、飾り切りは見たことはあるけれど実際に行うとなると難しそう、面倒くさそう、手を出しづらいといったマイナスなイメージが強いのが現状です。そこで、誰でも簡単にできる飾り切りの研究を行うことを決めました。飾り切りだけでなく、日本の食文化の象徴といえる行事食にも合わせて興味を持っていただけるように「行事食×飾り切り」の献立に、家庭で簡単にできる飾り切りを取り入れた提案を行いました。私の考える「行事食×飾り切り」の掛け合わせから、それぞれの行事食に込められた意味と飾り切りを知ってもらえたら幸いです。

季節をおいしく / 旬の食材のおいしさ、知ってますか?
★テーマのきっかけと目的★
私は3年次、香川調理製菓専門学校へ学園内留学をし、大学と専門学校の調理実習で、たくさんの種類の食材に触れることができました。この4年間で実感したことは、「旬の食材はおいしい」ということです。しかし私は気づいてしまいました。日本には旬というものがあるはずなのに、大体のものは1年中手に入ってしまうということに。そういった食材が多い中にも、1年のその季節にしか手に入らないものがあります。この分野の野菜にスポットを当てて、おいしさと、季節限定という特別感を発信することを目的とした研究を始めました。



奥嶋 佐知子ゼミ

Men’s Cooking / ~おいしく・楽しく・健康に~
3年後期から男性を対象に料理教室を開始し、当初は献立作成、試作、レシピブック作り、発注に当日実施と、とにかく運営するのに精一杯。しかし慣れない運営の中でも、常に会話の絶えない楽しい料理教室作りを心がけ、受講者の方々とのコミュニケーションを大切にしてきました。みなさんとお話をしていると、ウォーキングや水泳、スポーツジムに通うなど、日頃から運動を心がけているという声が多く、健康に対する意識が高いことに気付きました。そこで健康に関するアンケートを実施したところ、食に対して意識が低いわけではないのですが、運動と比べ、具体的な取り組みがないという結果でした。

Men’s Cooking / ~旬の食材と行事食~
■動機・目的
大学で学んだ調理技術を活かしたい!料理教室を運営してみたい!そして人に料理を教えることで、自分もさらに理解が深まるのでは!?と思い、料理教室の運営をしている奥嶋ゼミに入りました。サブテーマを「旬の食材と行事食」に決めたきっかけは、受講者の男性の方々の「おいしい時期の食材を食べたい!毎日の食事に季節感がない。」という意見を聞いたことからです。旬の食材は安く手に入り、栄養価も高く、食から季節を感じることができると思います。1年を通して食事を楽しむためには、旬の食材を使用するだけではなく、行事食を取り入れることで食事が楽しくなると考え、旬の食材と行事食をテーマにしました。

Men’s Cooking / ~切り方の上達~
料理教室に興味があったことと、大学で学んだことを生かすとともに、学んだことを人に伝えていきたいと思い、男性料理教室の運営を行っている奥嶋ゼミを選びました。料理教室という場に来てもらっているからこそ、受講者に普段は味わえることのできない「大勢で料理することの楽しさ」、「作った料理を大勢で囲んで食べる喜び」を感じてもらいたいと考え、受講者の視点に立ち、料理教室を運営してきました。私は、男性料理教室を運営する中で、切り方の名称や切る手順を知らず、自己流でやってしまう受講者が多いことに気付きました。切り方のレパートリーが増え、技術が高まることで、見た目も綺麗になり、目でも楽しむことができ、料理の幅も広がっていくのではないかと考え、Men’s Cooking~切り方の上達~をテーマに料理教室を行っていくことにしました。

Smile cooking / ~作ってたのしい!食べておいしい!~
誰かに料理を作る喜び、自分で作ったものを食べるおいしさを大学生活の中で改めて感じ、子供達にも伝えたいと思い、子供料理教室を運営している奥嶋ゼミを選択しました。また、料理教室を通して食材の知識やみんなで作り上げるというグループワークの大切さを学んでほしいと思っています。小学生のうちから料理に携わることで、今後の食生活がより豊かになることを期待し、月2回の料理教室で、子供たちに「作るってたのしい!」「みんなで食べるとおいしい!」と思ってもらえるよう試行錯誤しながら料理教室の運営を行っています。

Smile cooking / ~日本の「おいしい!」食べ尽くしツアー!!~
作るって楽しいね!食べるって幸せだね!誰かと作ったり誰かと食べたり。その周りにはキラキラした笑顔。料理の楽しさを伝え、食を通してたくさんの笑顔を作りたいという思いからSmile cookingと題し料理教室の運営を行っています。



高城 孝助ゼミ

美容と食 / ココナッツオイルで綺麗女子
最近の女性は、エステや洋服、食事など美に対する意識が高く、街を歩いていても、以前より美容関連のお店が増えていると感じます。しかし中には、間違った美容方法で美しさを手に入れようとしている女性もいます。そのような考えを改善できるきっかけとなれるよう、自身の身体で実験を進めていきます。

食品パッケージ
食品パッケージの機能は様々ですが、消費者が一番求めることは使いやすさであると考えます。そこで、ユニバーサルデザインの商品に注目してみました。

あかちゃんもお母さんもうれしい離乳食の提案
近い未来にお母さんになるかもしれない女子大生の皆さん!
あかちゃんにとってとっても大切な離乳食のことちゃんと知っていますか?離乳食とは、あかちゃんに対してミルクや母乳から栄養源を切り替える食品のことを言います。離乳食は、女性の社会進出などの社会の変化で、市販の離乳食が充実してきている一方で、毎日手作りをする人が減ってきています。また、離乳食は使用する食材も大切ですが、与え方や量などもとても重要です。

水の可能性
☆★堅苦しい?いいえ、新しい知識を増やしてみませんか!★☆
【研究のきっかけ】大学1年生の冬にたまたま見たテレビで、淡水魚と海水魚が同居できる魔法の水として紹介されていたのが「好適環境水」。その時期に取り立てて興味があることもなく、なんとなく過ごしていた日々に大きな刺激を与えてくれたのがこの画期的な水。せっかく長い期間研究出来るなら、とことん調べて将来への可能性を考えたいと思い、水という大きな括りでテーマにした。

奄美の郷土食 / いもーれ奄美
最近ではテレビなどで取り上げられるようになった奄美大島の郷土料理。しかし、まだまだ知られていない郷土料理について紹介していきます。

気持ちが伝わる贈り物 / ~簡単お菓子で気持ちを伝えよう!~
目的
普段お菓子作りをする中で、何も工夫しないお菓子は、見た目が単調で面白くないと思うことがありました。そこで、贈る相手に気持ちが伝わりやすいお菓子にする工夫を考えました。

ウェディング料理のサプライズ提案
▼研究動機
私自身ブライダル業界に興味があり、就職も考えているので詳しく知りたいと思ったのが大きなきっかけです。また、今までに、私は何回か結婚式に行ったことがありますが、今思うと印象に残る料理はなく、毎回似たような料理ばかりだったような気がします。そこで、新郎新婦自身はもちろんのこと、結婚式に来てくれた家族や友人といった多くの人々の記憶に残るような、ウェディング料理やサプライズ演出があったらいいなと思ったのがこのテーマにしたきっかけです。

ENJOY!EASTER! / ~知ってる?イースター~
◇◆研究動機◆◇
イースターとはどのような祭事かご存知ですか?
イースターとはキリスト教の祭事で、イエス・キリストの復活を祝う祭であるとともに、春の訪れを祝うものでもあります。

マルシェ×農業
ここでいうマルシェとは簡単に説明すると、農産物やその加工品などを生産者、または生産者の信頼おける人が、消費者に対面式で販売するスタイルのお店を指す。

サプライズプランナー / 食卓に小さなわくわくを
「目の前の人を喜ばせたい」そう思った瞬間に、手軽に誰でもできる小さなサプライズ術を提案します。
■研究動機
私は飲食店でのアルバイトを通じて、飲食店でのホスピタリティや空間づくりに興味をもちました。また「サプライズ」は人も空間も盛り上げることができ、される側には感動を、する側にも楽しさや喜びを与えると感じました。人々にその良さを知ってもらい、 食空間をもっと楽しいものにして欲しいと考え研究を始めました。

小川町を再発見!
みなさん!突然ですが埼玉県小川町という場所を知っていますか?
小川町はこの女子栄養大学のある若葉駅から東武東上線の下り方面で30分ほどの場所にあります。みなさんが良く利用するしまむらやヤオコーの発祥の地でもあるのです!!どうですか?興味がでてきましたか??

「ノニ」を知ろう! / ~健康と美容に効果~
皆さんは「ノニ」という果物をご存じでしょうか?今密かに話題になっている、「ノニ」をジュースにした「ノニジュース」について分かりやすく解説していこうと思います。知っている方も知らない方も、より興味を持って頂けたら嬉しいです。

日本の食における食べ合わせ
「うなぎ」と「スイカ」を一緒に食べると身体に良くない、「天ぷら」と「かき氷やアイス」と一緒に食べるとお腹をこわすなどの話を皆さんは聞いたことがありませんか?
こうした食材と食材の組み合わせを「食べ合わせ」と言われています。

駄菓子の魅力の広めかた / 店舗開発について
●研究動機
古くから子供の時に口にする機会のあった駄菓子。ひと昔前には駄菓子屋や紙芝居屋などの商いを行う店が近所にある光景が当たり前でした。今現在ではそのような店自体が減少し、当時の子供たちにとって社交場となっていたものがなくなりつつあります。人と人とのコミュニケーションの減少した現代にとって、このことがさらに拍車をかけているのではないかと私は考えております。利用者が減少することで店がなくなってしまうのならばそれを阻止するために駄菓子の魅力や歴史を伝え、また今後も駄菓子屋という文化が続いていくような店舗開発をできたら良いと思いこの研究を始めました。

日本の行事食・郷土食
【動機】
私は昔から食べることが大好きで、料理を作ることも趣味のうちの一つでした。見た目も味も香りも楽しむことができるのでとても魅力的に感じていました。私たちにとって食とは必要不可欠なものです。そして、食には人々を幸せにする力もあります。食を通じて人とのコミュニケーションをとることもできます。テレビを観て、そして旅行で地方に行くと埼玉にはないような料理がでてきます。私は、生まれも育ちも埼玉なので地方の行事食や食文化にとても魅力を感じました。

テーマパーク食について / ~秘められた魅力とは~
▼研究動機・目的
子供から大人まで楽しめるテーマパーク。私もよく訪れる場所です。そんな非日常的なテーマパークにはアトラクションや季節に応じた雰囲気やショー、パーク食があります。その中で重点を置いたのがパーク食です。私たちは食について授業でも学び、また、人が生きていくには欠かせないものと言えます。テーマパークでは、食はどのような役割を持っているのか、決して安いと言えるような価格ではないにも関わらず買ってしまう動機は何なのか、皆さんが求めているパーク食とはどのようなものか気になり研究を進めていくことを決めました。パーク食に秘められた魅力を知り、より一層テーマパークを楽しんでいただきたいと考えます。

飲食店における座席の配置 / テーブルレイアウトと着席時の心理との関係
◆研究動機
飲食店で食事をする時には食べる前にどこかの席に着きます。席への着き方には、店員が案内する場合と客が自分で選ぶ場合があります。私は以前から、外食する時の自分や他人の着席行動について気になっていたため、このテーマに決めました。

私が提案する新しい果実酒
■研究動機
みなさん、お酒は好きですか?私は果実酒が大好きです!!居酒屋に行った際には、果実酒を飲む機会がとても多く、特にゆず酒が大好きでよく飲んでいます!今回、このテーマにしたきっかけは、ただ「ゆず酒が好き」という理由でした。果実酒には、梅、りんご、柚子、杏子、ぶどうなど現在たくさんの種類の果物を使用して作られています。このようにたくさん種類があるなかで、まだあまり知られていない果実酒はどのようなものがあるのか知りたいと思いました。果実酒とはなにか(定義)、果実酒の種類、歴史、海外の果実酒など詳しく調べた上で、居酒屋などにはないような新しい果実酒を自分で提案していきたいと思い、今回このテーマに決めました。

食の視覚的効果 / ~食と色彩の関係~
◇研究動機
食することは、ただ料理が美味しいだけでなく、目で見て楽しむことで心や体が満たされていると思うことからこのテーマについて研究しようと考えました。目で見て感じる視覚的効果について研究し、「食」というのは色によって大きく変化するということを明らかにしたいと思います。食と色彩にはどのような関係性であるのか探ります。

商品開発に取り組む! / ~商品開発から販売までを実体験~
(1)毎年10月恒例のキャベツ配布で有名な嬬恋村と共同開発をし、キャベツを使ったレシピを提案し、7月25日の嬬恋祭りで屋台を出店しました。
(2)かまぼこやちくわなどの練り製品を製造する「カネテツデリカフーズ株式会社」で、女性向けメニューの商品開発を行いました。

介護食のこれから
■目的
まだ身近ではない介護食について調べ、実際にどんな介護食が販売されているか調査。そこから得られた情報や問題点についてどう改善すれば良いか考えます。

究極のホスピタリティ / ~出会った一人ひとりに感動を~
みなさん!突然ですが、ホスピタリティという言葉はご存知でしょうか?
もしかしたら、聞き慣れないという方もいるかもしれません。ホスピタリティとは、「心の込もったおもてなし」とも言えます。おもてなしと聞くと、少し馴染み深くなりますよね!まだまだ定着しているとは言えない、おもてなしの心であるホスピタリティについて、みなさんに是非知っていただきたいです♪

果物・野菜の皮の利用法
◆研究動機・目的
アルバイト先で果物の皮を大量に捨てている時に、もったいないな、何か使えないかなと思ったことが始まりでした。今日では、果物や野菜を調理した時、食べた時に出る皮は、食べないからといって捨てるのが当たり前になってきてしまっています。しかし、ひと昔前の日本では大事な食料や生活雑貨の素材でした。また、果物や野菜の皮や、皮と実の間には栄養が豊富に含まれているので、その皮を使用して何か料理の中に取り入れることはできないかと思い、皮を使ったメニューを考えてみたいと思いました。食品廃棄物や食料自給率の問題についても考えながら、捨てるにはもったいない果物や野菜の皮を無駄なく活用していく方法について考えていきたいと思います。

ラッピング / ~人から人へ~
◆研究動機
あなたは友達に贈り物をしたことがありますか?誕生日やクリスマスなど人に贈り物をされるのは嬉しいものです。もちろん贈り物を開けるまでもワクワク、ドキドキしますが貰った時のラッピングにも同じ気持ちを抱いたことはありませんか?リボンや包装紙など贈り物を開けるのが勿体ないと思った経験は皆さんにもあるはずです。シンプルなお菓子にちょっとした一手間を加えて見た目からワクワク、ドキドキを提案したい思い研究してきました。

これまでのお菓子 これからのお菓子 / 時代に応えたお菓子の開発
▼研究動機・目的
親しい友人とのティータイムに、試験勉強の息抜きに、ちょっとした贈り物に、喧嘩をした後の仲直りのしるしに…。私達の日常において欠かすことのできないお菓子は、誰もが幸福になれるアイテムだと言えます。そんな私の趣味である「お菓子の食べ比べ」を通じて、高齢社会・単身世帯・女性の社会進出といった今後期待される消費者ニーズに沿ったお菓子が少ないことに気が付きました。この研究では、コンビニエンスストアやスーパーマーケットで手軽に購入可能なポテトチップスやチョコレート、キャンディー、グミなどの“身近なお菓子”を対象に、これからの時代に応えたお菓子の提案をします。

ファッションフードクロニクル / めぐりめぐる流行りの食
― “ファッションフード”と聞いて何を思い浮かべますか?
この言葉を初めて聞く方がほとんどだと思うが、皆さんは知らない間にすでにファッションフードに触れている。

料理の伝え方 / ~料理の魅力を伝える~
■目的
料理番組の歴史や種類、また主要な料理番組のコンセプト、その料理番組の対象者(女性、家族、一人暮らし、高齢者など)やテーマ(簡便性、ダイエット、健康、アンチエイジング、季節に合った旬の食材の使用など)、出演している講師(有名店・ホテルのシェフ、料理研究家、タレントなど)について調べました。

ライスフュージョン / ─お米の可能性─
みなさん、お米は好きですか?お米は日本人の主食であると共に和食の主役です。しかし視点を変えてみると、おかずの引き立て役にもなる名脇役とも言えるでしょう。今回私はそんなお米の可能性を信じて、前回に引き続きライスフュージョンをテーマに発表を行います。

非常食 / これからの社会に
私は東日本大震災をきっかけに非常食に興味を持ちました。私は被災したわけではありませんが、震災直後は学校にいたために食べ物が手元になく、とても不安に感じたのを覚えています。地震の恐怖と空腹による不安感を少しでも解決できるものはないか、また栄養士として何かできることがあるのではないかと考え、非常食に注目しました。



高島 美和ゼミ

もっと手軽にフランス料理
◆目的◆
「レストランなどで食べる値段が高くて、自宅で作るのは難しい料理」というのが、私がフランス料理に抱いている印象だ。実際に自宅で作ってみると工程が多く、時間がかかってしまい大変だった。そこで、もっと手軽に自宅で作ることはできないか考えた。その結果、作業工程を減らすことができれば手間と時間を短縮することができるのではと思い、アレンジレシピを考案する。

ワイナリーをもっと身近に
【目的】
ワイナリーとはワインを製造し、自家生産のワインを直接売る場所です。しかし、敷居が高い、どんな所かよくわからないと思っている人が多数いると思います。ワイナリーはもっと気軽に行ける場所、観光のついでに立ち寄っても面白い場所であり、ワインを飲めなくともお菓子やジュースといった形でワインを楽しむことができる。また、お酒を飲むのにあまり慣れていない人にも美味しく飲めるワインを提案していきたいと思います。そして、ワイナリーの楽しみ方を伝えたいと思います。

絵画から読み解く食文化
食べ物が絵画に描かれる一番の理由は、絵画が描かれた「その時代」の「その土地」に「その食べ物」が存在していたからである。確かに、食べ物が「偶然そこにあった」からと、描いた画家はたくさんいるだろう。しかしその土地での食文化や、食べ物に対する画家の思いなども、食べ物が描かれた理由と関係しているのだ。

日本に出店されているアメリカの飲食店
私は高校1年生のときの夏休みに3週間アメリカのシアトルにホームステイに行ったことがきっかけでアメリカの食文化に興味を持ちました。そのため食文化栄養学実習ではこのテーマに決めました。

外国人観光客に向けて日本食ガイドブック / ~東京オリンピックに向けて~
■目的
現在の日本は、外国人観光客が増加しています。さらに2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定したことから今後さらなる増加が見込まれます。この実習では外国人観光客のために旅行の有益な情報を提供することを目的としています。

Food Art Museum / ~The World Sweets~
国と地域の数だけ、様々な食文化があり、そこから生まれる素敵なお菓子があります。世界には日本人の私たちにとって馴染みのないお菓子がたくさんあります。それは地域によって栽培できる食材が異なり、保存できる、できない環境の違いで、生まれる食文化は数知れずと言えるでしょう。また、各国の生活習慣の違いや、歴史によっても、食文化が違ってきます。私は、日本では味わえない他国の素晴らしい食文化に触れたいと思いました。そして、その国の食文化から生まれた個性豊かなお菓子たちを紹介する場を作りたいと思い、「Food Art Museum 〜The World Sweets〜」ができました。ただの世界のお菓子発表ではありません。少し風変わりなMuseumをお楽しみください。



高橋 勝美ゼミ

ふくしま“福幸”プロジェクト / ~ふるさとの味からはじめるコミュニティ作り~
今年の12月でNPO法人ビーンズふくしまで私がボランティアを始めてから3年が経過し、沢山の子どもたちや住民との出会いがありました。しかし、復興住宅の建設や新たに家を建てるなどの理由で仮設住宅から新しい場所へ移動する人が多くみられ、震災後に築きあげたコミュニティが変化しています。

ミリ飯今昔物語
~目的 ミリ飯がどのようなものか、その実態を紹介しミリ飯の知名度を上げる。
~動機 幼少期にミリ飯を食べたことがあり、ミリ飯に親しみがあったため詳しく調べたいと思った。

お米を食べよう! / ~新しいお米レシピ~
【実習に取り組んだ背景】
米は私たち日本人が昔から食べてきた主食である。しかし、現代では米を食べない若者が増えている。農林水産省の調査でも米の消費量は、調査を開始した昭和40年から年々減少し、現在では調査開始から 30%減少している。一方、食の欧米化によって日本に入ってきたパンやパスタなどの原材料である小麦の消費量は調査開始から現在まで平行線をたどっている。その背景には「主食を食べない」という現代日本人の食生活がある。米をただ炊くのではなく調理法を変え、主菜や副菜、デザートといった今までとは違った食べ方を提案していくことで米の消費量を上げられるのではないかと考え、実習テーマとした。

荒馬の里の町おこし
荒馬(あらま)の里と呼ばれる青森県津軽地方の北端、今別町の地域振興がテーマ。思った以上に研究を進められなかったのだが、地域振興の難しさについて改めて考えることができた。



田中 久子・衛藤 久美ゼミ

生産者と人々との繋がり / ─山口農園の梅で広がる繋がり─
【実習背景】
埼玉県越生町は古くから“梅の里”として、良質な梅を生産してきた。しかし現在、梅の生産地としての知名度は低い。越生の生産者は良いものを作れば売れると思っている人が多く、良い梅であるにもかかわらず売れれば良いという考えの人が多いのが現状である。

野菜であと一品 / ─深谷市における野菜を使ったレシピ提案─
地元産野菜を使い、野菜料理を作ったり食べたりする機会を増やしてもらうため、普段の食事に野菜料理を一品プラスするイメージで、一皿で野菜を70g以上食べられる料理をレシピという形で提案する。

カードゲームでおせち料理を学ぶ / ─カードゲームの開発と評価─
【動機・目的】
スーパーマーケット、コンビニエンスストア、通信販売など手軽におせち料理を購入できる今日、日本人の食の欧米化や多様化により和洋折衷おせち、アレンジできるフレンチ風おせちなど、おせち料理は様々な変化を見せてきた。年末におせち料理を手作りして食べることや、昔ながらのおせちが減少しつつある中、今の子どもたちは、日本の食文化の一つであるおせち料理にどれほど慣れ親しんでいるのだろうか?

食べ物の命をいただくことへの感謝の気持ち / 小学生に伝えたいこと
■目的
学校の給食において、「感謝の気持ちを持って食べよう」といった教育は実施されてきた。一方、レストランなどの飲食店においては食べ残し、家庭では過剰除去によるごみの廃棄量が多い。ごみの廃棄量が多くなってしまう原因の一つには、食べ物に対する命の重さが軽視されていることがあるのではないかと考えた。そこで、この命の重さを再認識してもらう食育を考えることとした。



根岸 由紀子ゼミ

作りおきで楽チン! / ~日々の食事に味の変化をプラス~
毎日、手間をかけて料理を作るのは面倒!だけど、手作り料理が食べたい!おいしい料理がささっと出てきてほしい!料理をする時間がなかなかとれない!そんな方に是非利用していただきたいのが“作りおき料理”です。

もっと上手に汁物アレンジ / ~簡単!フリーズドライ!~
【 研究動機 】
日本の食事形態の基本として「一汁三菜」と言われるように、私たち日本人の食事には昔から汁物の存在があります。しかし、近頃の私たちの食事には汁物の存在が希薄化しており、一日3食のうち、一杯も汁物を飲まないという日があるのではないでしょうか。和食の食事が「一汁三菜」にご飯と香の物と言われているにも関わらず、私たちはあまり汁物を飲まない食生活をしているという点に疑問を抱き、この実習ではフリーズドライ製品を使った、だれでも簡単に出来る汁物アレンジを提案することにしました。

SC(Sweetpotato Collection) / 2015冬
最近スイートポテト食べましたか?
私たちの身近にあるようでなかなか食べる機会が少ないスイートポテト。“スイートポテト=楕円形”という自然と常識となってしまった考えを取り除き、新しい角度から魅力をお伝えします。

パンの可能性
私の将来の夢は居酒屋を経営することです。でもただの居酒屋ではありません。パンとお菓子がおいしい居酒屋です。もちろん普通のメニューも作ります。ですが、お店の売りはパンを使った料理です。

ぽんしゅ展 / 日本酒を取り入れた食シーンの提案
日本酒を飲む機会として思い浮かべると、祝い事の席の機会は少なく。飲み会の席では日本酒を進んでは飲みません。普段あまり飲む機会が多くない日本酒ですが、繊細な甘味と酸味を持ち、そのすっきりした飲み口が、うま味や食材の香りを生かした料理ととても相性が良いと思うのです。日本酒を器にそそいだときの香り、口に含んだときの甘味と爽やかさ。それを料理と合わせることでより楽しんでいただけるような日本酒を取り入れた食シーンの提案をしていきます。

3月31日~山菜の日~ / うまいんだず山菜
皆さん、山菜の季節は終わったと思っていませんか?安心してください。ありますよ。春には、農園で採った山菜を使いましたが、今季は、山菜のいつでも、どこでも手に入る山菜の「加工品」を使った山菜料理を提案します。

おいしいだけじゃない 機能性おやつ / ─心と体の栄養を満たす─
普段私たちが何げなく食べているおやつ。甘いものが大好きな人は毎日でも口にしているのではないでしょうか。私もその中の一人です。甘いおやつは食べて幸せになるけれど、エネルギーや身体のことが心配になってしまう。では、食べて満足、さらには日々の足りない栄養素もまかなえてしまうおやつがあったら…!毎日のおやつタイムが、いつもよりうれしい時間になるのではないでしょうか。

長野県食文化弁当 / ~きっとあなたも長野県に行きたくなる~
▼研究目的
わたしの出身は実は長野県ではありません。長野県伊那市は私の祖父の実家があり毎年何回か家族で旅行に行くゆかりのある地域です。いつも暮らしている所を離れてのんびりまったり出来る場所が私にとっては長野県でした。空気が澄んでいて夏は日差しは暑いけれど湿度が低くじめじめしていない、冬は凍った沼でスケートができちゃう。そんなゆかりのある、本当は私だけの大好きな場所にしておきたい、だけどこんなに素敵な所たくさんあるんだよって言う事を知ってほしい!ぜひ行って体感してほしい!と考え思い立ったのが長野県の食文化を取り入れたお弁当の提案です。

ペットのごはん / ~手作りペットフードの提案~
ペットは飼い主から与えられたものしか食べられません。そのため飼い主には大きな責任が伴います。ペットも人間と同様で、不適切な食事を続けていると肥満になったり生活習慣病といった病気にかかりやすくなったりしてしまうのです。そこで、簡単に作れてペットが健康に過ごしていけるような手作りペットフードの提案をします。

食卓に新しい料理を / ~プランテインと日本食~
スーパーに入ると、たくさんの食品が綺麗に並んでいる。なかでも青果コーナーは新鮮で色とりどりで美味しそうだ。
商品は、状態が変わると劣化するものが多い。だがもしその中に、変化してもまた美味しく食べられる食材(商品)があったらどうだろうか。一つの食材で3つの楽しみ方ができる、そんな商品(食材)があったら料理がさらに楽しくなるだろう。

食卓を彩る野菜・果物のソース
ソース、と聞いて皆さんが思い浮かべるのは、パスタにかけるトマトソースや揚げ物にかける中濃ソースなどではないですか?
パスタ・コロッケ・春巻きなど、料理にソースをかけて食べる機会は多くあります。しかし、ソースというと大体色が暗いものや味の濃いものであり、使う料理もワンパターンになりがちです。



平口 嘉典ゼミ

地場産野菜をもっと身近に / ~農産物直売所と学校給食を通じて~
実習背景
近年、農産物直売所の店舗数は増加傾向にあり、平成17年から22年の間に1.24倍にまで増加している。このことから消費者の地場産野菜に対する関心の高まりがみられる。一方、学校給食における地場産野菜の利用率は全国で3割に達しておらず、さらなる利用促進が求められる。

ご当地グルメは地域を救うのか? / ~富士宮やきそばの事例から真相を探る~
【実習背景】
「ご当地グルメ=まちおこし」というイメージはいまや全国に広がっている。その証拠に最近、各地でご当地グルメと呼ばれる食べ物をよく見るようになった。では本当にご当地グルメでまちおこしは出来るのだろうか。



平野 覚堂ゼミ

第三のだんご計画
「卒論のテーマはだんごです。」と言うとくすっとされる。くすっとするひとこそ、こちらからすればくすっである。なぜならだんごは繊細で奥深い食べ物ということを知らないからである。だんごには"もちもち"だけでは表せない食感があったり、串への刺さり方や形に意味があったりもするのだ。

しぐさは口ほどにものを言う
私は4年間、幅広く食を学んできました。その集大成として卒業研究に仕草を選びました。食事の際、人と話をしているうちに人の仕草が気になるようになり、仕草から相手の気持ちを判断していたということに気がつきました。私はこれをきっかけとし、仕草を用いてコミュニケーションを促進したいという思いが込み上げてきました。

おみやげ道
あなたがおみやげを選ぶとき、初めに考えることはどのようなことでしょうか。持ち運びやすい、おいしそう、知名度がある、価格が手ごろ…様々な理由が挙げられると思います。では、その選んだおみやげにあなたの記憶は添えられていますか。

wagashiヅクリ / ―和菓子の可能性を考える―
 お抹茶を飲む習慣が減ったことにより、私たちの日常の生活で練りきりなどの上生菓子を食べる機会は少なくなっています。しかし和菓子業界の様子を見てみると、さまざまな新しい取り組みをしている和菓子屋やユニットが多くあることを知り、和菓子の世界の幅の広さを感じました。

みかんが香る島 / ─瀬戸内海に浮かぶ黄金の島、大崎下島に人を呼ぶ─
▼「黄金の島」大崎下島
大崎下島は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。広島県呉市に所属しており、人口は3000人程度。島の周りを歩くとしたら、およそ4~5時間で1周できてしまいます。かつては航路の中継地点とミカン栽培の地として栄えていました。みかんの収穫時期になると島全体に広がるみかん畑が一斉に黄金色になり、その姿はさながら「黄金の島」。現在でも、島を歩けばみかん畑やレモン畑、そして江戸や大正の街並みが次々に目に入ります。

ローカルポイント / ─探し物はスーパーマーケットにある─
日本の良いところって何ですか? あなたの住む場所はどんなところ?という質問に対してあなたならなんと答えますか? このような質問への答えのモヤモヤや、外国人の方が実は知っているのかもしれないと感じる場面を多々目にすることから、実は日本人は案外日本のことを知らないのかもしれないと思うようになった。

食べるって何だったっけ? / ─超食主義、食のこれからを考える─
人はなぜ「食べる」のだろう。今や、完全食というジュース状のもので、人間が生きるのに必要なエネルギー摂取も栄養補給もできる時代になった。私は人類が火を使って調理を始めたときが、「人間における食」の始まりだと考えている。現在までに至る、人間が当たり前に行っている「食べる」という行為は何の意味を持つのだろうか。

おやつ屋さん
「おやつ」という言葉には、なんだか特別な、魅力的な響きがある。特に子どもにとっておやつは、1日の中で楽しみな時間であり、食事と食事の間の重要なエネルギー補給でもある。おやつは毎日のように食べるものだから、作り手や作られた過程の見える、あたたかみのあるものを選び、食べて欲しい。

ノンフィクション / ─大衆の情報に潜む多様性─
3年次の国際食活動フィールドワーク実習に参加した際、私はベトナムへ向かう前と後で現地に対する印象が大きく変わった。向かう前の情報というのはあくまで紙面上の情報に過ぎず、実際に自分の目で現地の人々の生活に触れたり、声を聴いたりすることの大切さを実感した。また、それと同時にいかに自分がこれまで日本人の観点で物事を図っていたのかを痛感した。

まちのリビング
コミュニケーションという言葉の語源はラテン語の【communicare】から来ています。その意味は「分かち合うこと」です。多くのひとは“言語やもの、身振り手振りを媒体として何かを相手に伝える”ことを、コミュニケーションとしているのではないでしょうか。
世間では『コミュニケーション能力』や、『コミュ障(コミュニケーション障害)』という言葉があり広く使われています。なんだかこんな言葉があると、私たちはコミュニケーションを難しく考えすぎてはしまいませんか。

FOOD=風土 / ─食品だってみんな違っていいということ─
日本の生鮮食品は運送などの効率を考え、形や大きさをコントロールして揃えていることがあります。しかし、それは人間の都合です。私たちはそこにある自然のことを、もっと気にかけるべきではないでしょうか。
「FOOD=風土」は、自然の力を受けてうまれ育ち、それが何らかの形に表れている食品を指します。流通にはのらないような、自然から受けた形、大きさ、傷、季節、その地でないとできない原種…。それらすべてを風土の表れと捉え、食品の個性と考えます。

人と人とのつながり / ─おいしいごはんの話─
特別な日でなくても、私たちは日常的に誰かと食事をしています。しかし、そんな当たり前に過ごしている時間は、一日の生活の中では決して大きな事として捉えられていないでしょう。ですが、誰かと過ごす日々の食事はコミュニケーションの場なのです。食事を共有していくことで相手のことを知ることができたり、より密な関係になったりもします。

語りえない違和感 / ─「わかる」が「わからない」ということがわかる展─
人は「わかる」を求め続けている。「わかる」をするためにわかりたい対象をみたり触ったり、ときには食べてみたりする。そして、人は「わかった」と判断する。しかし、その「わかった」は確実な「わかる」になっているのだろうか。また、確実に「わかる」とは一体どのような状態で、どうなったら「わかる」と言えるのだろうか。

料理が好きじゃない人
■栄大生なのに、料理が嫌い
女子栄養大学に通う学生ならば、料理が好きで料理上手! 世間の方々からそう思われているようです。しかし実際それに当てはまる学生はどのくらいいるのでしょう。少なからず中には料理が好きではない人もいるのではないでしょうか。実はこの文章を書き出したわたし自身も「料理が好きじゃない人」の一人です。



藤倉 純子ゼミ

大人の食育弁当 / ~メニュー提案~
■目的
S社の依頼で都内4店舗で、20~50代の会社員をターゲットに1個500Kcal以内のお弁当のメニュー提案をする機会を得た。お昼の限られた短い時間に食べるお弁当で自らの健康を意識するきっかけ作りを提供するために「大人の食育」を推進させる食事として学校給食を思いつき、「給食弁当」を考案することにした。

大人の食育弁当 / ~販売促進~
■目的
コンビニ弁当開発のプロセスを学び、制約がある中で今までにない弁当を開拓する。パッケージの選定やラベル、ポスター、POPなどの製作を行い、「健康」というワードを使わずに、普段の食生活を見直してもらうきっかけ作りを目指す。



松田 康子ゼミ

With café / ~シフォンと一緒に非日常の空間を~
今年の松田ゼミは「物語と一緒に非日常の空間のカフェ」をコンセプトとして、1年間シフォンケーキを中心としたカフェの営業を行っています。このコンセプトをお客様に伝える方法は、メニューや盛り付け、内装、接客などがありますが、私はその中で内装に力を入れました。1年間、居心地の良いカフェ空間を目指して営業を行って、分かったことを発表します。

With café / ~お皿の中にファンタジック~
♢With café♢
4月から月1回学内にてシフォンケーキをメインとしたカフェ運営をしています。今年のテーマは「童話」です。1回の営業につき1作品選び、その作品のイメージに合った内装やシフォンケーキ・ドリンクなどを提供します。「お客様と一緒に作り上げていく」・「誰かと一緒に来たくなる」などの意味をこめて店名は『With café』にしました。私はその中でアレンジシフォンケーキと盛り付けに力を入れて、1人でも多くの方にシフォンケーキの魅力を伝えられるよう、カフェ運営を行っています。

With café / ~写真に撮りたくなるドリンク~
With caféは、月1回ひとつの物語をテーマとして運営するカフェです。「物語と一緒の空間」、「誰かを連れて行きたくなるカフェ」という意味を込め、『With café』と名付けました。



守屋 亜記子ゼミ

日韓の食文化の違い / ─かき氷とピンスを例に─
私は以前から韓国の食文化について興味があり、とくに最近韓国で流行っているピンス(韓国語でかき氷)に関心を持ちました。そこで、韓国のピンスを例にフィールドワークと文献研究を通じて日本の食文化と比較し、韓国の食文化の独自性について明らかにしようと実習に取り組みました。



山内喜昭ゼミ

ポップコーンの新たな利用法
ポップコーンを普段食べている他のお菓子や料理と合わせ、新たな食べ方を考えました。
■背景と概要
テーマパークや映画館などへ行くとついついポップコーンを買ってしまいます。しかし、かわいい入れ物に惹かれて大きいサイズのものを買ってしまったり、映画に夢中になりすぎたりすると量が多く、食べきれずに捨ててしまうことがあるでしょう。

デザート中華まん
【研究動機】
三年生の選択授業の一つにアジア料理実習いう授業がありました。その授業の一環で中華料理の授業があり、中華まんを作りました。そこで中華まんを作ったのが楽しかったため、食文化栄養学実習発表会で中華まんを使った発表をしたいと思ったことがきっかけです。

マグカップに活躍の場を! / ~マグカップ利用法の提案~
人からプレゼントでもらうことの多いマグカップ。しかし、決まった用途ばかりで使われる場面が少ないマグカップ。知らず知らずの内にたまっていることも…。用途は多くありませんが、いくつも持っている人は多くいます。そんなマグカップの新しい利用方法を様々なシーンに合わせて提案し、さらなる活躍の場面を与えます!

デコレーションケーキの可能性
デコレーションケーキと聞いてあなたが思い浮かべるケーキはどんな形ですか?大体の人が生クリームを綺麗に着飾ったスポンジ、赤色がアクセントの苺が乗ったケーキを想像するのではないだろうか。しかし、材料が同じでもデコレーションケーキのデザインは店によって全く異なる。形にとらわれない理由は何なのか実際に試作をし、デコレーションケーキのデザインの“可能性”がどこまであるのかを発表する。

健康と健康感
前期の発表では加工食品のパッケージに見られる、栄養強調表示について紹介しました。栄養強調表示とはパッケージの表面にある、栄養成分を強調する文字のことをいいます。
企業側と消費者側の間には、健康についての考え方に違いがあります。企業側は我々消費者側に健康感を押し出してきますが、それがあなたの求めている健康とは限らないということです。

固める魅力
甘くて美味しいスイーツ。煌びやかで華やかな見た目は人を魅了します。その中でも多くの人を虜にしているケーキ。スイーツの代表と言っても過言ではないでしょう。
「みんなが大好きなケーキ。これを違うもので、見た目だけ似せて作ったとしたらみんな驚くかな?」
「それゼリーで出来ているんだよ、って言われた時のびっくりする顔を見たいな」

コンビ二カフェ
【きっかけ】
私たちの生活に当たり前に存在しているコンビニ。24時間営業で好きな時に買い物が出来たり、大抵なものを揃えること出来たりと、とても便利です。そんな便利なコンビニが近年、力を入れているモノがあります。それは……「本格コーヒー」です。

スポーツマンのための食事 / 自転車競技における消耗と供給
「食事」、それは日々の生活に欠かせないものの一つだ。車に燃料を注がなければ動かなくなってしまうのと同じで、ヒトや動物も食事を欠かせば動けなくなってしまう。しかし、ヒトには車のようにエンジンを停止している時間がない。常日頃アイドリング状態を保ち、運動の出力に合わせたエネルギーを消費し、身体を動かしている。

デコレーション料理
■目的
デコレーションと言われると何を思い浮かべますか?ほとんどの人はケーキやお菓子のデコレーションと答える方が多いと思います。そんな中私は料理にデコレーションすることは出来ないのかと考えました。デコレーション料理が作られるようになった目的の一つとして子供を喜ばせることと、嫌いなものを自主的に食べられるようにするためだそうです。