■ 9:30受付開始
■10:30~12:00
「フランス料理の食文化誌」
講師:蔵持不三也氏 / 早稲田大学人間科学学術院教授・女子栄養大学栄養科学研究所客員教授
蔵持 不三也(くらもち ふみや)
早稲田大学人間科学学術院教授(文化人類学、フランス民族学専攻)
国際医食文化研究所所長
女子栄養大学栄養科学研究所客員教授
「フランス料理の食文化誌」
フランス料理とは何か?
ワインとは、テーブル・マナーとは、グルメとは、調味料とは何か?
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専門は、文化人類学・フランス民族学。早稲田大学第一文学部仏文専修卒業後、パリ第4大学(ソルボンヌ校)修士課程、フランス国立高等社会科学院博士後期課程(民族学専攻)を修了。博士(人間科学)。
文化のメカニズムと表象-祝祭や伝承、社会構造、生活形態、メンタリティーなどから、ヨーロッパ社会の文化相を研究する。著書・論文には『ワインの民族誌』筑摩書房、『ペストの文化誌』朝日新聞社、『パリの街路歴史物語』原書房、『医食文化の世界』等がある。
講演内容は、『フランス料理の食文化誌』と題して、フランス料理の成立から今日までを、さまざまなエピソードを交えながら絵画や史料などを通して歴史人類学的・社会史的に説き明かす。そしてフランス食文化における多様な意味を考察する。
■ 12:00~13:00 昼食・大学カフェテリアをご利用(500円)いただけます
■13:00~14:30
「テーブルアートの世界」
講師:阪口恵子氏 / (株)テーブルアート代表取締役・食空間コーディネート協会副会長
阪口 恵子(さかぐち けいこ)
株式会社テーブルアート 代表取締役
テーブルアーチスト(食環境トータルプロデューサー)
エグゼクティブフードコーディネーター
社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会(HRS)理事
「テーブルアートの世界」
~暮らしの中心は「食」にあり~
素敵な笑顔は食卓から
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大学卒業後、美術の勉強のため渡欧。そこでテーブルアートの世界に出会う。その素晴らしさに感動し、それを機にヨーロッパの建築をベースに、空間デザイン・テーブルウェア・お菓子・料理等の伝統文化を学び研究。その努力が認められ、ヨーロッパでの仕事が始まる。例えば、食器メーカーのディスプレイ(VMD)、日本向け輸出商品の選択、ホテル・レストランの会場演出等の仕事を手掛ける。
テーブルアートの素晴らしい世界は、和洋を問わず、食を核に、音楽・空間など暮らし全体を生活のドラマ ─ 演出する共通の世界であると考え、西洋のテーブルアートを日本に伝えることに努める。
一方、日本の伝統美の素晴らしさを西洋に伝えるべき活動を始める。すなわち、豊かな暮らしには芸術が求められ、その中から生まれる人と人とのコミュニケーションこそ次世代への食文化の伝承であり、食文化の創造になる。そしてそこには、素敵な笑顔が生まれる。
現在「素敵な笑顔は食卓から」をテーマに、テーブルアーチスト、食環境トータルプロデューサーとして活動。
◆卒業生によるシンポジウム
◆卒業生・在学生・教職員懇親会 / 平成22年度卒業生ミニ卒業式
懇親会参加費 卒業生・教職員 3,000円 / 在学生 1,000円
参加費振込先【郵便振替口座】口座番号:00160-5-608390 加入者名:食文化栄養学科同窓会
記念事業イベント事務局
〒350-0288 埼玉県坂戸市千代田3-9-21 女子栄養大学 健康情報科学研究室
TEL&FAX:049-282-3785 / E-mail:tp81@eiyo.ac.jp