3年生「遺伝子検査学実験」中間報告

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「遺伝子検査学実験」担当、福島です。

今日は、アルデヒド脱水素酵素の遺伝子多型の実験を行いましたgood.gif

アルデヒド脱水素酵素というのは、お酒(エタノール)代謝に関する酵素です。

アルデヒド脱水素酵素の活性が高い人は、お酒(エタノール)に強く、

アルデヒド脱水素酵素の活性が低い人は、お酒(エタノール)に弱いです。

この活性の高い、低いは、遺伝子(DNA)のちょっとした違いによるのです。

この違い(多型)を調べる実験を行いましたicon_biggrin.gif

昨日、口の中の細胞を、綿棒で採取delicious.gif

細胞からDNAを抽出icon_rolleyes.gif

PCR反応icon_lol.gif

一晩かけて、制限酵素反応hairsalon.gif

電気泳動aquarius.gif

と2日間に渡る長いステップを経て、やっと、今日、結果が出ましたsign03.gif

実験を行ったのは、3年生なので、みんな、飲酒経験があります。

従って、結果が出ると「やっぱり、お酒に弱い遺伝子をもっていると思ったsmile.gif

とか、「やっぱり、お酒に強いよねーーーhappy02.gif

納得の声が次々に聞かれました。

明日からは、遺伝子組換え実験を行いますsmile.gif

緑蛍光に光る大腸菌が出来る予定です。お楽しみにflair.gif

   

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